#6 物語の世界へようこその巻 後編

※前編はこちらから

猫町迎賓館を後にした私たち、市は変わり須坂市へ。

長野電鉄村山駅から徒歩1分。小さなテーマパークを発見!
何を隠そうこれこそが今回取材をさせていただいた飲食店、猫まち駅舎さんです。

お店の隣が線路になっているここは電車が通るたびに電球が揺れ、より世界観を感じることができます。普通ならデメリットとして捉えがちな電車による揺れですが、ここはそんなデメリットさえも魅力に変えてしまう、まさに魔法の世界!これこそ「場を活かしたプロデュース」ではないでしょうか。


実は、猫まち駅舎にはこんなストーリーがありました。


ここは1970年代 線路脇のスラム街

探検家のジャックは、テンプル騎士団の隠した財宝がこの辺りにあることを遂に突き止めた。

宝の地図に記された秘密の暗号は、確かにこのあたりを示している…!

盗賊に財宝を横取りされないように…。
地図が示すこの地で、昼間は美味しいピザとハンバーガーを作りながら、夜になると暗号を頼りに探索を行うことにしたジャック。

はたして、求め続けた財宝は見つかるのか…?



財宝があるとされているのは昔は魚屋の貯蔵庫だったという地下室

階段を下ると、そこにはこんなに素敵な空間が広がっていました。目に入った瞬間に思わず「うわぁ~」と感動が声に出てしまうほどの世界観に圧倒されました。
360°どこを切り取ってもまるで映画の中のワンシーン!実際に自分がジャックとなって財宝を探しているみたい!まさに”非日常感”を味わうことができます。

今回お食事はしていないのですが、ここでは自家製ハンバーガーと自慢のピザを食べることができます。今度友達とゆっくり行きたいな、、、笑


今回案内をしてくださったのは、長野プロデュース科の卒業生でもある冨澤先輩です。
とみざわ、、?とみ、、?トミー!!
北澤さんが言っていたトミーとは冨澤先輩のことだったんですね笑

我らの担任K先生によると、在学中はプレゼンとデザインが得意だったそう。
何を隠そう私、学校のプレゼン大会で3位以内に入ることが目標なんです(※初出し情報)なので技を盗もうと聞いてみました。

「プレゼンのコツ、わたしに教えてください!!」

こんな突拍子のない質問にも冨澤先輩は丁寧に答えてくださりました。長野プロデュース科の先輩は本当に優しい方ばかり、、、

~冨澤先輩直伝!プレゼンのポイント~
1. つかみを大事にするべし!開始10~20秒で印象が決まる!
2. パワーポイントデザインはシンプルに!文字は1文
3. 文字より写真、イラストを使うべし!
4. 参加型で聞き手を巻き込むべし!
5. 台本は使わない!伝えたいことを自分の言葉で伝えるべし!

私が普段のプレゼンで何気なく取り入れていたことも入っており、間違っていなかったんだ、、と思えてなんだか嬉しくなりました。教えてくださったことを参考にしながらプレゼン大会も頑張ります!!自分に自信がなかったり、就職のことや学校のことなど色々と不安になっていたのですが、冨澤先輩のお話を聞いて自分にもまだまだできることがあるんだという自信に繋がりました。ありがとうございます!

まとめ

今回「場を活かしたプロデュース」というテーマでスタジオサヤップさんが手掛ける3つの店舗に取材をさせていただきました。

”物語や映画の世界観を現実世界に作り込む”

古民家や古道具を利用し、昔からの味は残しながらも今に時代と掛け合わせる。その結果スタジオサヤップにしかできないリノベーション空間が生まれたのではないでしょうか。
隅から隅まで作り込まれた店内はもちろん、スタッフのみなさんの対応が何よりも幸せなひとときを作り上げていました。お客さんはみんな素敵な笑顔でお店から出て行きます。言葉にしなくてもその笑顔が答えになっていると思いました。

最後に、今回案内をしてくださった北澤さん、小宮山さん、冨澤さん。ありがとうございました!


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