#7 日本一!?のりんごの町の巻

4月30日

みなさんお久しぶりです!
このブログを始めてから1年が経ち、無事に2年生に進級することができました笑
ということで、今年も1年よろしくお願いします!!

さて、私たち長野プロデュース科2年は地域資源の活用を学ぶため、飯綱町に取材に行ってきました!

地域資源って何?難しそう、、、と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
その名の通り“地域に存在する資源”のこと。
具体的にどんなものが地域資源なのか、後々お話しますね。

ではみなさん、
“飯綱町”といったらどんなものを思い浮かべますか?
スキー場、飯綱山、、、などなど自然豊かなイメージがありますよね。

ではみなさん、”長野県”といったらどんなものを思い浮かべますか?

、、、

そう赤くてまんまる綺麗なりんご!
そして今!飯綱町のりんごがアツいんです!!!

産業観光課 農政係の西澤さんにお話を伺いました。
いただいた資料の表紙に「日本一のりんごの町」という文字を発見!

さあ、ここでみなさん疑問に思うでしょう。

”え?日本一りんごが有名なのって青森県じゃないの?”

確かに日本一りんごの生産量が多いのは青森県です。
長野県内のりんご生産量も長野市が1位。飯綱町は県内4位。ずば抜けて生産量が多いわけではありません。

ですが、飯綱町が目指すのは”りんごの生産量1位の町”ではなく
”りんごにかかわる取り組みが1位の町”なんです!

もうお分かりかと思いますが、ここでの地域資源はりんご。
りんごを無駄なく活用するためには何をしたら良いのか、
それだけでなはく農業を未来に残してためのたくさんのアイディアがありました。

実際に飯綱町ではどんな取り組みをしているのでしょうか。

販売について
ふるさと納税の返礼品およその8割がりんご!また、町内の飲食店でオリジナルりんごメニューを販売するりんごフェアを開催しているそうです。

資源の活用
ダメになってしまったりんごはジュースやジャムなどの加工品になります。その際に出る絞りかす、通称残渣(ざんさ)を乾燥させ粉状にします。それを合成皮革の原料にし、りんごレザーと呼ばれるレザーを作っているんです!りんごレザーについては後日更に深掘りした取材に行くので、また記事にしますね!お楽しみに!

ファン作り
信州飯綱りんご学校という体験教室を開いています。農業者が減っている今、農業の楽しさを感じてもらいたいと始めたこのイベントは参加者数なんと100人超え!開催日ではない日にも自分の育てている木を見に来る参加者も多いそう。また、果肉が中まで赤い飯綱町のオリジナルブランドのりんごもありました!果肉が赤いことによって従来のりんごと違い日光を当てなくても赤く育つというメリットや、ジュースにしてもりんごのイメージである赤をそのまま楽しめるそうです。

そして、実際に残渣の加工に使用されている機械や、栽培されているりんごの木を見せていただきました!

①この機械を使ってりんごを乾燥させ

②粉にします。

こうしてできた粉がりんごレザーの原料になっています。

その施設の隣にあったのはアップルミュージアム。

なんともかわいらしいキャラクターがお出迎え。
この子の名前は「みつどん」
何とも言えないこの表情がかわいいですよね、、、♡

ここには様々な種類のりんごの木がずらーっと並んでいました。

品種によって花の色や形が全然違ったのが驚き!こんなに間近でりんごの花を見たのは初めてでした。桜が散ってしまった今でも春らしさを感じることができて嬉しかったです!とっても綺麗でした!

そしてそしてりんごジュースのお土産まで、、、!家に帰ってから食後に妹弟と仲良くいただきました。さっぱりしていておいしかった~!ありがとうございました!

おっと、時刻は12:00過ぎ。
食べることが大好きな私。取材の醍醐味はなんといってもみんなで食べるお昼ご飯!!
今回はサンクゼールさんでいただきます!

綺麗な景色と美味しいお料理のおかげでエナジーチャージ完了!
この調子で午後も元気よくスタート!

いいづなコネクトとは、旧三水第二小学校と旧牟礼西小学校の2つの廃校の跡地にできた複合施設のこと。今回伺ったWESTは旧牟礼西小学校の跡地に創られました。

ちなみに「いいづなコネクト」という名前には、”いいづな(飯綱)がり”を創る(コネクション)という願いが込められているそうです。

そう、ここでの地域資源は廃校。
2020年にOPENしたEASTは「しごと創り」をテーマに、
2021年にOPENしたWESTは「自然スポーツ健康」をテーマに営業されています。

1階には
・食堂
・コインランドリー
・会議室
・コミュニティラウンジ
・フリースクール
・購買
がありました。

私が一番驚いたのはコインランドリー。

なんと飯綱町にはここ1軒しかコインランドリーが無いそう。校庭で習い事をしていたり、フリースクールに通うお子さんを待っている親御さんが時間を有効活用できるようにと作られました。

でもそれだけじゃありません!

なんとここ、ただのコインランドリーではなく撮影スペースが設けられているんです。

ここを利用し、ネット通販に出品するための写真を撮ることができるんです。自宅には服を撮るための綺麗な白い壁がないという声を聞き考えられたそう。現代の生活にあったとてもいいアイディアだと思いました。

2階にはテナントが3軒とコワーキングスペースがありました。

3階は4部屋全てが宿泊室になっており、少年サッカーチームの合宿や研修などの宿泊に使われているそうです。

学校を感じられる室内は懐かしさもあり、大人数で泊まるのにぴったりな広さで寝る前のトークが盛り上がること間違いなし!!!私もいつか泊まってみたいなあ、、、

メイン棟とは別のスポーツ棟には
・シャワー付きの更衣室
・整体
・スタジオ
・パワーリハビリテーション
・キッチン
・フィットネスジム
などがありました。

メイン棟からスポーツ棟に向かう廊下になにやら不思議な長ーーーい線を発見!

なんとこれ、50メートル走ができる廊下なんです!!!
冬は雪が多いこの地域では体育で校庭が使えないという問題が。でもこの廊下のおかげで天気や気温に関係なく運動ができちゃいます!体育館では足りない距離でもここなら大丈夫!主にスポーツクラブの練習で使われているそうです。わ~私も走りたい!!笑

まとめ

今回いいづなコネクトの案内をしてくださった加藤さんの「地元×町外の掛け合わせが大事。それをうまく両立させないと続いていかないんです」という言葉がとても印象に残っています。
”飯綱町の中での繋がり”だけでは町にお金は入らないけれど、”飯綱町と町外との繋がり”だけでは町の人が満足する飯綱町にはなれません。様々な目線で物事を考えることの大切さを改めて感じました。

あなたの住んでいる地域の資源は何ですか?

そしてその資源を自分だったらどう活かしていけるのか、一度ゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。

最後に、今回ご協力いただいた西澤さん、加藤さん。貴重なお話をありがとうございました!


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