ここはどこでしょう?

消防署?いいえ違います。
長野プロデュース科に入学してから初めての取材です。私はこういった、お話を聞いてメモを取ってうまくブログに落とし込むのはもちろん初めてなので拙い文章になっているかもしれませんが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。写真に関してはなるべくハイクオリティなものをお届けしますよー
今回は「アソビズム 横町LABO」様へ取材に行ってきました。ここは子どもたちがモノづくりをする場所(工作教室)で、元々は消防署だった3階建ての建物をリノベーション。およそ20人ほどの小中学生が訪れるそう。公式Instagram「PLAY&CRAFT」の投稿を見てみると、子どもたちの想像力豊かな作品がたくさんあるのでぜひそちらもご覧ください(この記事の一番最後にURLを貼っておきます)。建物の中に入った瞬間、静かで落ち着いた空間が広がっていました。
それでは中に入ってみましょう。

中に入るとすぐ目に入ってくるのは、左側にあるボルダリング。

そして右側にはたくさんのボードゲーム。
どちらもモノづくりで疲れた子どもたちがリフレッシュのために過ごす場所となっています。
奥に進むとカフェのスペースが。

非常に落ち着く空間になっていて私は好きです。
それでは2階に上がってみましょう。階段を登って…あれ?

ちっちゃい鳥居がありますね。何で置いてあるんでしょうか。
実はこの鳥居、静かな環境を作り出しているんです。子どもたちが階段を登る時、ついついバタバタと大きい音を立ててしまうことが多いですよね。モノづくりの場でそんなことがあったら集中力が欠けてしまいます。
そこでこの鳥居。大きい音を立てながら登ると鳥居が倒れるという仕組みです。子どもたちへ静かに階段を上り下りしてもらうために、
「鳥居を倒さないようにしよう!」
と呼びかけているそうです。
さて、2階では子どもたちがモノづくりに励んでいます。

ハンダゴテやグルーガンなどといった、電気的なものが無いお部屋。

この糸をしまうボックスは、現在解体工事が行われているショッピングプラザagainの古道具屋さんにて5~6000円で購入したもの。レトロ感満載なのがまたいいですね。

お約束は守りましょう。

電気的なものが置いてあるお部屋では、それぞれの道具の掟がしっかり書かれています。
3階に上がってみると…

ここはプログラミングをするスペース。ここでパソコン作業したら絶対捗りそう。余談ですが、私は高校時代にC言語を学んでいました。

すごく未来的な空間が広がっておりますな。この部屋にはキーボードやレーザー加工機などが置いてあります。

ここのスタッフ(研究員)は、およそ半数が移住組。今回案内を担当してくださった石井さんは、元々住んでいた千葉県との違いについて、
「(海が近い千葉と比べて)湿度が低いので洗濯物の部屋干しが臭くなりにくい!」
とのこと。海無し県の良いところですね。

モノづくりのとき、子どもたちにはポジティブなことしか言わないそう。
「失敗を恐れないで。」
「新しい挑戦は何歳になっても遅くない。」
こういった言葉は子どもたちに限らず、多くの人達に勇気と希望を与え続けると私は思います。
今回の取材でハサミやカッターなどを見ていると、感慨深い気持ちになりました。ここ数年完全にデジタルの作品を作り続けているので、こういった道具を見る機会がほぼ無いんですよね。よくモノづくりをしていた小学生の頃の懐かしい記憶が蘇ってきました。
今回はここまで。それではまた、次回の記事でお会いしましょう!
公式Instagram「PLAY&CRAFT(@play.and.craft)」
(それぞれ新しいタブが開きます)