
いつも乗っている新幹線。いつも見ている駅前の建物。
そして、いつも嗅いでは咳き込む排気ガス。
いつも通りのはずなのに、なんだかいつもと違う朝に感じた。
なぜいつもと違うのか?

そう、この日は白馬へ課外授業だ。
ということで今回は「白馬の観光プロモーションを学ぶ」というテーマのもと、白馬村へ行ってきました!!
僕自身白馬村には、小学生時代に八方尾根でスキーをしに行ったのが最後。当初「白馬といえばスキー・スノボ」だと思っていましたが、今はそうでもないようです。

最初に訪れたのは、「白馬岩岳マウンテンリゾート」。今回ご案内していただいたのは齋藤さん(写真右)です。

ゴンドラリフトで頂上まで登ります。

このゴンドラは35年間ずっと使っているそう。現在は新型のゴンドラを2024年の営業開始に向けて準備中とのことです。
ゴンドラに揺られること8分。

標高1289mのゴンドラ山頂駅に到着!景色がきれい!空気も美味しい!排気ガスなんてものはありません!!
元々、最大でおよそ3万人の方が訪れる「ゆり園」だったこの場所は、2018年頃から綺麗な景色と様々なアクティビティにこだわったマウンテンリゾートへと方針を変えて営業を開始。昨年(2022年)のグリーンシーズンの来場者数は20万人。ウィンターシーズンの12万人を超えるという珍しいケースとなりました。
岩岳マウンテンリゾートの目玉はやっぱり、

リフトの降り場だった場所を利用して作られた大型ブランコ「ヤッホー!スウィング」。

そして、北アルプスを一望できるテラス「白馬マウンテンハーバー」。
どちらも大人気の場所です。

絶景を眺めながら食べるクロワッサンサンドは絶品でした・・・
岩岳マウンテンリゾートでは、環境に配慮した取り組みもされています。例えば、

山頂エリアではペットボトルの商品販売をしていません。代わりに瓶で販売しています。瓶で販売しているのは白馬村内のスキー場の中でもここ岩岳さんだけらしいです。
他にも木製の椅子は工事などで出た廃材から手作りして使っていたり、再生可能エネルギーを用いてリフトなどを稼働させているなど、SDGsの活動にも力を入れているそうです。

他県の人から、
「長野県の人はみんなスキー・スノボできるんでしょ?」
と言われる(?)ほど、長野県といえばスキー・スノボのイメージが強いです。しかし近年、「趣味の多様化」などにより、かつて日本全体で1800万人ほどいたスキー人口が400万人にまで減ってきています。その結果、経営ができなくなり、無くなっていくスキー場も出ています。そんな中、岩岳さんはグリーンシーズンに力を入れ、「通年で楽しめるマウンテンリゾート」を目指し、日々取り組んでいます。
ということで今回の記事では、白馬岩岳マウンテンリゾート様の取り組みについてまとめていきました。事前学習でVRのコンテンツを見たときよりも景色が綺麗で迫力があり、現地でしか感じられない素晴らしい魅力を発見できました。また、環境にも配慮された様々な取り組みもためになることが多く、とても有意義な時間を過ごすことができました。
齋藤さん、本日はありがとうございました!
次回、栂池高原にWOW!じゃなくて、GO!

久しぶりにスキー行きたいな。