今回は、NPの卒業生の方へ取材をしてきました!

長野市の新田町交差点にあるこちらの建物は「もんぜんぷら座」
このもんぜんぷら座は旧ダイエー長野店として1976年に建てられ、撤退後の2003年に市が再利用を始めました。スーパーやオフィスなどが入り、多くの市民に利用されています。しかしこの建物は、老朽化などにより2031年までの取り壊しが決まっています。

この建物の3Fにあるのは、NPO法人「市民協働サポートセンター まんまる」
ここでは様々な交流会や講座、イベントを企画したり、市内の市民活動団体や全国規模での研修会、助成金の情報などを発信したりしています。
そんな「まんまる」に、長野プロデュース科卒業生の方が勤務されています。

NPの卒業生、増田汐里さん(写真中央)。岡学園を卒業後、まんまるに就職し、アシスタントコーディネーターをされています。お隣はコーディネーターの田中さんです。

増田さんは岡学園で学んだ知識を活かして、チラシのデザイン、ホームページやSNSでのイベント告知を担当。その他にも、LGBTQ+当事者である同じNPの人をお呼びし、講演会の企画もされたそうです。

https://www.nagano-shimin.net/2023/05/20/cafemanmaru20230520

チラシのデザインも増田さんによるもの。やっていることが本当にNPっぽいですよね。

増田さんには、SNSの投稿で心がけていることがいくつかあるようです。
まず「タイトル」。多くの人が目を引くようにするためにも、まずはタイトルからこだわっているそうです。そして「投稿時間」。学生向けに、学校が終わる時間帯である夕方5時頃に投稿するだけでも、他の時間帯と比べて反応が違うとのこと。
その他にも、イベント情報は日時や会場、お問い合わせ先などをしっかり載せたり、投稿につけるハッシュタグのことも考えたりしているそうです。

増田さんは「感覚過敏」、そして「菌恐怖(強迫性障害)」という、目に見えない「菌」に対する恐怖感を持っています。岡学園の学生制作展では、菌をお花に見立てて、菌恐怖の人から見た世界を可視化した作品を製作したそうです。お花があることで美しい作品となっていて、私はその表現力に心を動かされました。Instagramでは増田さんの様々な作品を見ることができます。この記事の一番最後にURLを貼ってありますので、ぜひご覧ください。

増田さんと田中さん、本日はありがとうございました!

ここからは余談。

「好きな長野県各市町村の観光パンフレットを1つ選べ! in 長野県庁」

取材が終わった後の帰り道でやることになりました。
ということで、私が選んだ観光パンフレットを軽くご紹介しようと思います。

僕の出身地でもある上田市の観光パンフレット。もう表紙から凝っているのが分かります。
上田といえば、「日の本一の兵」と呼ばれた戦国武将、真田幸村。そんな真田氏の家紋の一つ、「六文銭」がベースとなったデザインになっており、思わず手に取りました。写真そのものも、レイアウトも、素晴らしい。この日は様々な表現方法を吸収することができました。

ちなみに、個人的上田のおすすめスポットは・・・今すごく暑い時期なので「唐沢の滝」。上田市街地から菅平高原へ向かう途中にある滝です。ものすごい迫力があるので、ぜひ行ってみてください!

今回はここまで。それではまた、次回の記事で!

増田さんのInstagram