ダイナフォント フォーラム

岡学園季刊誌Passoメンバーのデザインビジネス科、村上です。

6月2日のフォーラムではダイナコムウェア株式会社の日下部さんに来ていただきました。

ダイナコムウェア株式会社さんは文字フォントの開発・販売などを主に行っている会社です。この会社は生みの親である企業が台湾にある会社なので他の日本のフォントメーカーさんより多言語のフォントが強いそうです。

今回のフォーラムの中ではフォントについてもっと知ってもらおうということで、「絶対フォント感入門」をテーマとして日下部にお話いただきました(絶対フォント感とは文字の特徴を瞬時に把握できるということ)。

自分たちの身近にあるフォントのこと、書体名を読むとは、代表的な書体の紹介、実際に問題を解いてみるなどとても内容の濃い2時間でした。実際現代社会の中ではフォントというのはなくてはならないもので、普段の生活の中でも無意識のうちに視界には入っているものです。例えば、本や雑誌、広告物、食料品、医療機器、車、ゲームなど本当にもののジャンル問わず使われています。それをフォントがなかった頃はデザイナーの方などが手書きで作っていたりしていたのかと思うと大変な仕事だったのだなと改めて思います。

書体の読み方

実際の問題は、こんな感じ↓

今回のフォラムを通して、これまでのフォントに対してのイメージが変わりました。フォントが変わるだけで全体の印象がガラッと変わったり、雰囲気だけではなく可読性や視認性、判読性なども重要であるということがわかりました。普段の生活の中でもフォントの使われている場所やどんなフォントが使われているのかなどを意識するようになりました。

フォーラム後に少し質問もさせていただきました。

Q.フォントを作る過程で一番大変なのは、既存としてあるフォントと似たものにならないように気をつけることですか?

A.似たようにならないようになどはそんなに気にしていません。一番大変なのは文字の調整ですね。一文字ずつが完成した後もどの文字と並んだ時も文字感の感覚がちょうどいいように調節するのが大変で4年ほどかかることもあります。制作をしてる人たちはずっとお7時もしなどを見ていたりするので、ひらがなの形が思い出せなくなったりと苦労も多いですね(笑)

Q.フォントの仕事に就いたきっかけは何ですか?

A.元々は別の会社で働いていたが、外国語が得意で文字に関わる仕事に就きたかった。フォントの会社で外国語にも関われる会社ということで今の会社に就職しました。

Q.日下部さんの好きなフォントは何ですか?

A. 娥眉明朝体ですかね。フリーのフォントとかにも好きなフォントはあるんですけど(笑)

ちなみに私がフォーラム中に面白いなと思ったのは、休憩明けに出た問題で、ペットボトルの綾鷹に使われているフォントは何でしょう?と言う問題のときに日下部さんが、自分の飲んでいたお茶を麦茶から綾鷹に変えていたところです(笑)。なんて芸が細かいんだろうと感じました。フォーラム後にお話を聞いた時も気がついたんですねと笑いが起きました。

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