美術館取材 その1:無言館(上田市)

上田市にある「無言館」という美術館を訪れました。

この「無言館」という美術館は、戦争で命を落してしまった画学生の作品を展示しています。建物を上から見ると十字架の形に造られていて、順路通りに作品を見ていくことで慰霊の意味を持つそうです。

風景画、人物画、自画像、絵葉書、実際に使用されていた画材など、当時の様子を垣間見ることができるものが多数展示されていました。

中でも、家族や恋人を描いた作品や、キャプションにあった

「この絵の具を使いきるまでは戦地に行けない」

という言葉からは、大切な人たちと離れて戦争に向かわなければならない苦悩や、大切な人を戦地に送り出さなければならないどうしようもない切なさが痛烈に伝わってきます。


出典:無言館 公式サイト

一つ一つの作品から伝わる戦争の悲惨さ、その時代を生きた人々の悲しい記憶、最後まで生きる希望を失わなかった当時の人々の強さは、私に強い衝撃を与えました。

自分と年齢の近い「画学生」という視点から見た戦争をほんの一部でも知れたことで、二度とこの無情な戦いを起こしてはならないと思うのと同時に、いま、こうして平和に暮らしていることがどんなに幸せなことか、改めて考えさせられました。

「無言館」は、名前の通り、言葉を話さずともこの作品を見るすべての人に、何かしらの大きなメッセージを残してくれる、そんな施設だと思います。

 

(文/廣石澪里 外観写真/丸山亜緒衣)

 

 

田植え体験:不耕起栽培での米作り

今回、長野プロデュース科では不耕起栽培を行なっている後藤光正さんの田んぼにお邪魔して田植え体験をしました!

まず不耕起栽培とは何か。簡単に言えば畑を耕さずに種や苗を植える農法のこと。本来の自然環境では土を耕されることなく植物はスクスク育ちますし、自然のあるべき姿で行う栽培方法と言えるのではないでしょうか。

この田植え風景からもわかるように昨年刈り取った稲の株が残ったまま田植えをします。この耕さないことで残った株は雑草よけ、苗の風よけになり、雑草も含め肥料になるので不耕起栽培では化学肥料はもちろん農薬、除草剤は必要ありません。無農薬ってやっぱり安心感ありますよね。

薬を使用していないので田んぼにはさまざまな生き物がいました!

後藤さんは毎朝、田んぼを見に行っているらしいのですが、毎日見飽きないほどの生き物がいるのも薬を使っていないからこそなんですよね。

そしてお昼の時間に…

大自然に囲まれながら大勢でご飯を囲むなんて最高です!

後藤さんが作ったお米を使ったカレーライスやたくさんの野菜料理が並びます。そしてなんと! トマト嫌いの私の前にプチトマトが…

思い切ってパクッ…美味い!!

田植えをしたあとに外で食べるプチトマトの美味しさを知りました…笑

後藤さん夫婦の愛犬クゥちゃんはお水の代わりに米とぎ汁を飲んでいるので健康で長生き!

広島ご出身の後藤さん夫妻と、神奈川から引っ越してきた私とで、「長野の景色は素晴らしい!星空も綺麗!」という話で盛り上がりました。

このコテージは後藤さんの手作りなんですって! ここで長野の景色や星空を見たり、ホタルが飛ぶ時期にはホタルを見ながらゆったりできるなんてうらやましい。

広島から長野に移住してお米や野菜を作りながら仲睦まじく暮らしている後藤さん夫婦の自然に囲まれた穏やかな生活はとても魅力的で、うらやましい生き方だと思いました。

(取材・文/吉田和希  写真/NP)

工芸取材:工芸の五月(松本市)


今年も松本市にやってきたよ。
工芸の五月が絶賛開催中ということで、
中町通りを中心に散策。
ちなみにこちらは中町通りのパーキングエリアの写真。
よくよく見るとドットになっているのだ。
意図的にドットにしたのかどうかはわからないが、
なんだかとっても魅力的。
 「ようさん工房」
月曜日は定休日のところ奇跡的に店内を
見せてもらえることに。
印象的だったのは虫や動物の置物。
少しひと工夫が加わり普通とはちょっと違った形
なのが味があって素敵なのだ。
定休日だからと断念していたので、
お店や商品を見られて私はとても幸せでした。
「GRAIN NOTE」
地元の作家さんの作品を中心に置いている
ギャラリー・ショップ。
小物・器・木製商品など、商品1つ1つから作家さんの個性
を感じられる物ばかり。
ここではコーヒーマグを購入しようと考えたが、
手持ちが足りずに断念。

「coto.coto」
店内は大人びているけどどこか
あたたかみのある雰囲気。
全体的に白ベースの壁や机なので、商品の色味が
とても綺麗に感じられた。
個人的にお気に入りなのはお店の看板。
「coto.coto」という文字がシンプルに書かれている用に
見せかけて実は飛び出していたり、そもそもの看板の
サイズ感がかわいかったりと、
少しの工夫にお店らしさを感じる。
「coto.coto」の名前の由来はなんだろうな。

「ちきりや工芸店」
民芸品と言えばここでしょ!
と言いたくなるほど様々な作家さんの作品で
四方八方が埋め尽くされている。
実はここでも素敵なマグカップに出会うが、
手持ちが足りなかったのは言うまでもない。

「陶片木」
小さい物から大きい物まで、よく見れば見るほど
惹き込まれる食器ばかり。
2階にはかわいい猫もいるという癒し効果もあるお店。  楽しい楽しいお昼の時間。
昨年もご紹介した「クワトロガッツ」。
相変わらず美味しく居心地がよく、
あとは地ビールが飲めればな〜なんて思ったり。
二十歳になったら飲みに行こう。松本を歩いてると…
なんと!ニジマスが!
ニジマスの発見には一同驚愕。
実は、松本市街には湧き水が流れている。
綺麗な水が流れているからこそ見られた姿なのだろう。 「栞日」
本の陳列やインテリアのセレクトなど、
1つ1つのこだわりから生まれる「栞日」の空間は
とても心地良い。
そんな空間でお茶をして今回の授業は終了。
時間を忘れるというのは、こういうことなのだろう。

(文・NP丸山亜緒衣/写真・廣石澪里)

温泉取材 インタビュー:株式会社日本レクシー
代表取締役社長 熊原勝さん

 

平成30年4月23日 私たち岡学園トータルデザインアカデミー長野プロデュース科は株式会社日本レクシーが経営する日帰り温泉施設「コトリの湯」と「十福の湯」を訪れ、代表取締役社長の熊原勝さんにお話を伺ってきました。

日本レクシー代表取締役社長 熊原勝さん

 

熊原さんは幼い頃から不動産会社の経営に興味があり、日本レクシーという会社自体は学生時代に設立したそうです。

不動産といってもマンション経営などには興味がなく、まちづくりをしたかったと仰っていました。

大学を卒業した後、企業に就職しましたがしばらくしてから地元に戻ってきました。

その際、生まれ故郷である松代町と真田町との境にある地蔵峠を別荘地にしたいという相談を受け「こんな山奥でうまくいくだろうか」と悩んでいたところ、周辺をよく知るおばあちゃんが「ここは冬でも地熱で雪が溶けるから掘れば温泉が出る」と言っていたことを思い出したそうです。

思い切って掘ってみると本当に沸き出てきたので温泉つきの別荘地として整え、さらに、湯量が豊富だったため日帰りの温泉施設を建てることに。

熊原さんはもともと温泉はあまり好きではなかったそうで、温泉施設の現状を知るために日本各地200ヶ所ほどの温泉施設を巡ったところ、

・露天風呂が狭く、壁で覆われていて開放感を感じられない。
・料理があまり美味しくない。
・お客様の回転ばかりを気にしていて、おもてなしがあまり良くない。

という問題に気がつきました。

これらのことは当時の業界では普通のことだと言われたそうです。

熊原さんは「温泉があまり好きではないからこそ、お客様の立場から物事を判断できたと思います。業界の常識はお客様の非常識ということもありますから」と仰っていました。その言葉がとても印象に残っています。

自ら感じたことを踏まえて、お客様にはとにかく長く滞在してほしい、そのために料理は「地産地消」をコンセプトに地域の食材にこだわった美味しいものを提供したい、お客様の声を取り入れて居心地の良い施設にしたいと考えたそうです。

実際、いま日本レクシーが経営している温泉施設では地元の小麦粉を使ったパンや地元の食材を使った料理を提供していたり、お客様の意見から、会員になるとお誕生月に工夫を凝らしたデザインの無料入浴券付きオリジナルDMを送っています。

地元の小麦粉を使ったパン
地元のお米と地鶏の卵を使ったオムライス
オリジナルDM

また、従業員もやりがいを感じられるように正社員・アルバイト関係なく本気でやりたいことを実現できる社風にしたいと考えました。あるアルバイトの女性が「カフェをやりたい」と熊原さんに頼み込んだことが発端に始まったカフェスペースなど、スタッフ発案のイベントや商品も数多く存在しています。自主性を磨くことでスタッフ一人一人が考えるようになり、おもてなしの質も上がるのだと感じました。

カフェスペース

スタッフたちの本気に自らも本気で応えられることは熊原社長の凄みだと思います。

新しい取り組みも最初は反対されたこともあったそうですが、「新しいことを始めるのに反対意見はつきもので、むしろ当時反対されたことの多くが成功している」と笑顔で語っていました。

 

コトリの湯

コトリの湯は「温泉っぽくない温泉」と支配人の佐野さんや熊原さんがおっしゃっていた通り、若い年齢層をターゲットにしていて“温泉施設はおじいちゃんおばあちゃんがたくさん”という思い込みが変わりました。

コトリの湯支配人 佐野啓太さん

写真映えするかわいらしい雰囲気、本や漫画は読み放題で、さらにコーヒーは飲み放題、休憩スペースは個室のようになっているところもあり、一日中くつろいでいたくなるような空間で、「ここに住みたい!」と思うくらい居心地がよかったです。

内風呂・露天風呂・展望風呂はどれもとても広くて開放感があり、鳥のさえずりも聞こえるのでとっても癒されるなぁと感じました。また、広告費は一切使わずインスタグラムやTwitterでの拡散のみ、という時代に合わせた宣伝方法にも感心しました。

露天風呂

 

 

十福の湯

十福の湯は、入り口で十匹のふくろうがお出迎えしてくれます。木のぬくもりを感じる建物に古風な雰囲気とお洒落な雰囲気が漂う心地よい空間でした。

お昼ご飯に食べた親子丼は、長野県産地鶏のとろとろの卵とやわらかい鶏肉が長野県産のお米との相性抜群でとても美味しかったです。温泉施設では珍しい、宴会などができる和室や仮眠室、床屋があることも魅力的です。

地鶏の親子丼
信州味噌ラーメンと地鶏の出汁巻き卵

温泉にも入らせていただきましたが、とても広い露天風呂と、どこかほっとする数人で入れるスペースもあって、木々に囲まれながら久しぶりにまったりとした時間を過ごせました。

お風呂あがりには名物のジェラートを丸山珈琲とコラボしたコーヒー味とイチゴミルク味の2種類いただきました。どちらも甘すぎないのにとっても濃厚で、ボリューム感もあったので幸せな気持ちになりました。またここに来たら絶対にジェラートを食べます!

コトリの湯も十福の湯も、熊原さんの目指していた露天風呂の開放感や地元の食材・味・見た目のすべてにこだわった料理、丁寧なおもてなしなどが実現されていて「また来たい」「誰かに紹介したい」、そう思える素敵な温泉施設でした。

(取材・文/廣石澪里 写真/NP)

温泉取材 その1:コトリの湯(松代町)

長野プロデュース科として初めての取材は「コトリの湯」へやって来ました!

まず最初に出迎えてくれたのは色鮮やかな花々が素敵な玄関。

玄関を抜け最初に目に入って来たのは、天井にまで届く圧巻の本棚。

小鳥の声が聞こえる魅力的なガーデン。

取材に行ったのが4月23日だったのですが、春の日差しが心地良く、取材でなければゆっくりしていきたかった。

館内を回らしてもらったんですけど、どこにいても木の匂いが香る館内はリラックスした気分になってしまいます。

遊び心満点のキッズルームの入り口!
思わず私も入りたくなっちゃいました。

少年漫画から少女漫画まで幅広いたくさんの漫画がそろい、ハンモックや「巣箱」と呼ばれるリラックス空間で一日中ゆったり過ごせます。温泉施設の定番卓球もできちゃいます。

本当にプライベートで来ていれば…。

ガーデンやベランダにある「鳥かご」で写真を撮れば、インスタ映えも夢じゃないかも? まぁインスタやってないですけど。

日本庭園をイメージした露天風呂は、とっても風流でした。

コトリの湯のホームページはこちらです。

(文/長野プロデュース科1年 吉田和希 写真/NP)

温泉取材 その2:十福の湯(上田市真田町)

十福の湯にやってきた!

中に入ってすぐに現れるお土産販売スペース。
実はどれもスタッフの方おすすめの商品を
店頭に並べているそうで、なんだか特別感が湧く。

休憩スペースにはなんと暖炉が!
今の時期は使用されていなかったので、
寒くなったらぜひリベンジしたい。
せっかくなのでひとっぷろ浴びてきたんです。
温泉っていいな。

十福の湯で昼食。
食にこだわっているということで
味が美味しいのはもちろんのこと、
なんと言ってもメニューの豊富さは
十福の湯の推しポイントではないだろうか。
何を食べようか決めてるだけでワクワクする。
十福の湯では、なんとパンも販売されている!
パン屋を開こうとなった時それまでは誰もパン作りの経験はなく、十福の湯の15人のシェフの中から上手だった2人が
パン職人になったという。
パンを買って帰るのを忘れたことが無念で仕方ない。

森cafe。
ここでのオススメはなんといっても軽井沢丸山珈琲との
コラボレーション商品「十福ブレンド」。
珈琲豆も販売されているので、ぜひ。
お風呂上がりに手作りジェラート。
私はブルーベリーとミルクのダブル。
ブルーベリー味は果肉入りと、なんとも贅沢すぎる。
ちなみにコーヒー味は十福の湯一押し丸山珈琲のものを使用。
結論、どの味を選んでも全部美味しい。

十福の湯公式サイト

(文/長野プロデュース科2年 丸山亜緒衣  写真/NP)

自己紹介 その1:吉田和希

岡学園トータルデザインアカデミー
長野プロデュース科 1年 吉田和希です。

1999年12月28日生まれの18歳。出身は神奈川県川崎市。
3人家族の一人っ子で、ただ今一人暮らし中。

大町岳陽高校を卒業し、在学中は山岳部に所属していました(幽霊部員)。

好きなもの、好きなことは、乃木坂46、仮面ライダー、クレーンゲーム、レジン工作などなど…。

特技は…、なし。
長所は、慎重なところ?
短所はのんびり、マイペースなところです。

好きな食べ物は、麻婆豆腐、あとは甘いものも好きです。

長野プロデュース科を志望したのは、神奈川から来て、長野の魅力をたくさん知り、もっと多くの人に長野の魅力を伝えられればと思ったからです。

長野プロデュース科では、人との対話能力、表現力を身につけていきたい。そしてイラストなどの能力を向上させていきたいです。

将来は、長野県内で、長野らしさを感じられるようなデザインを作っていきたいです。

自己紹介 その2:廣石澪里

岡学園トータルデザインアカデミー長野プロデュース科1年
廣石 澪里(ひろいし みおり)です。

2000年3月22日生まれの18歳。

静岡県生まれ、長野県長野市育ち。
父・母・私・妹の4人家族。
長野県篠井高等学校出身で、中学・高校と
吹奏楽部でコントラバスを担当していました。

趣味はお散歩をすること、写真をとること、食べること、ハンドメイドでアクセサリーや小物などを作ること、音楽をきくこと、動画をみることetc…

好きな食べ物は氷砂糖や金平糖などの砂糖のお菓子。

複数ある科やコースの中で長野プロデュース科を選んだ理由は、長野県各地の取材に行って地元を深く知れることやPC、色彩、マナー、マーケティングなど、たくさんのことを学べるお得さに魅力を感じたことです。

将来は自分の好きなことを生かしたお仕事に就けたらいいなぁと思っています。

自己紹介 その3:丸山亜緒衣

岡学園トータルデザインアカデミー
長野プロデュース科 2年 丸山亜緒衣

私の名前は丸山亜緒衣(まるやまあおい)です。1999年3月6日生まれで、今年の春に19歳になったばかりです。

出身は新潟県上越市ですが、3歳で長野県安曇野市に引っ越してきました。

家族は、ギター歴30年の父・料理上手な母、5つと3つ歳の離れた姉2人・週2でプールに通う祖母・愛犬ムック7人で仲良く暮らしています。

長野県豊科高等学校を卒業し、在学中はダンス部に所属していました。ちなみにジャンルはヒップホップで、EXILEを想像していただければ分かりやすいです。

最近買ったお気に入りは、年明け早々に購入したDr.Martinの8ホール花柄ブーツです。
買う予定は全くなかったのですが、一目惚れしてしまいついつい…。

志望動機は、長野県で活躍するグラフィックデザイナーになりたかったからです。そのためには長野県のことを見て感じて知る必要があると思い、岡学園の長野プロデュース科に入学しました。

学校への要望は特にないのですが、もしあげるとするなら
冬の第1校舎が寒いということです。なので普段は、素敵な友人・先生方に囲まれ毎日楽しく過ごしています。

将来の展望は、グラフィックデザイナーになるというのは大前提として、週末にペットとお酒とつまみで映画鑑賞することです。

そのために大画面のテレビとスピーカーをゆくゆくは購入しようと計画中です。その時に貯金が100万円あったらなおいいなぁと思っています。

須坂取材その1
生糸で栄えた 蔵造りの街並(須坂市)

須坂市は、江戸時代には須坂藩が置かれ、堀氏一万二千石の陣屋町として、また大笹街道と谷街道の交わる交通の要衝地として栄えました。

明治時代から昭和初期にかけては生糸の町として栄えます。財を成した製糸家たちはこぞって豪壮な家を建てました。街はにぎわい、花街が置かれ、芸妓が行き交う小路からは三味線の音色が聞こえてきたといいます。

やがて製糸業の衰退とともに街は活気を失いますが、藏造りの建物がつらなる美しい街並は往時のままに残されます。

田中本家は、江戸時代の中期に創業し、代々、須坂藩の御用達を務め、その財力は須坂藩をも上回るといわれた北信濃屈指の豪商です。現在、その屋敷は博物館として一般に公開されています。

小田切家は、幕末までは酒造や呉服商など幅広く商う豪商として、明治には製糸家として須坂の発展に寄与してきました。昭和後期から空き家となっていた館は、文化施設として生まれ変わりました。

また、味噌や酒など醸造業を営む店が点在し、江戸時代からの味を今も造り続けています。近年ではワイン造りが加わって、須坂の発酵文化はより深みを増しました。

さらに、古民家を再生したレストランやカフェ、雑貨店やセレクトショップ、ゲストハウスなどが次々と開業し、藏造りの街並は、より多彩に魅力を増しています。

田中本家博物館に展示された子ども服。玩具など、大切に保存されてきた収蔵品は数多い。

田中本家博物館の日本庭園。取材時は紅葉の真っ盛りだった。

旧小田切家住宅の土蔵前に敷きつめられた手描きの陶板。

(文/長野プロデュース科  写真/丸山亜緒衣)