




はい、ここどーこだ?
と、やりたいがために、謎の出だしをかましました。
正解は、近頃良い噂が絶えない白馬マウンテンハーバーさんです!
今まで冬一強だった白馬さんが、グリーンシーズンで如何に変化が起きたのか。また、その取り組みとはっ!?ってことで、お伺いしました!
以前(といってもコロナ過よりも少し前)までは、夏(グリーンシーズン)の話題がさっぱりだった白馬さん。
これ何故かって、冬の(¥的な)蓄えで夏が賄えてたからなんですって。
でもそれじゃあいけない。と、コロナ過突入直前に、マウンテンリゾートとして、方向転換を取り——現在ではグリーンシーズンの来場者が冬を大きく上回る状態になりました。
(しかもその95%が国内観光客なんですって!何だかおいで、って言われてるような気がしませんか?)

そんな岩岳さんのお話の中で、コロナ過で大切にしてきた視点、というものがありまして、
1.情報発信を止めない。ことで、存在感を消させない。
2.新規事業の継続。をすることで飽きさせない
3.アウトドアレジャーの需要にこたえる。ことで、密回避。
この三点が非常に印象に残ったのでご紹介させていただきました。
では何故こうまでグリーンシーズンが栄えたのか。
需要をしっかりと取り込んだからに他なりませんよね。
まず。スキー・スノーボード人口というのは国内の中でも大量にあるわけではありません。
する人としない人ではしない人の方が圧倒的に多い。だのにスキー場というのはあまり減る様子はない。
つまり、限られた食材を引っ張り合ってもぎ取ろうとしている状態です。
そこで、一辺倒な『スキー場』というそれだけにとどまらず、非日常感を一年中提供できる『リゾート』に舵を切ったというわけです。
自然とアウトドア、そしてもう一つの要素が「ペット」です。
2020年に新たに飼われた犬の数は46万2千頭、猫は48万3千頭、合計94万5千頭。これに対し、
一方2020年に生まれた子どもの数は84万832人。
少し古いデータではありますが、近年では子供よりもペット人口の方が多かったりしちゃいます。
この需要を取り入れて、マウンテンリゾートの骨組みが出来上がったのです。
そこから、閑散期の五月に音楽や、冬季に関してもSクラスというVIPサービスだったりと少しずつ骨組みに肉付けをしていって、現在のマウンテンリゾートがあるわけです。
——人気なものには、必ずどこかに原因がいますね。
その原因を吸収して己がために活かすのが、人間を育む上で貴重なことなのだと、この取材で思いました。
珍しく硬め文ですが、今回はこれでおしまいにしたいと思います。それでは!
