本日は、最後の取材。
まずは、小布施と言ったらこの方!林映寿さん!
林さんは、小布施の中で様々な企画やアイディアを出して、実現へとつなげていく方。
今回はその林さんの事業の中でも、防災パークnuovo小布施さんに伺わせていただきました。


nuovoは、災害時に重機を走らせて、災害支援をボランティアでする団体です。
楽しく重機を触りながら、その資格が取れます。また、資格取得後もトレーニングを行うこともでき、非常時にブランクなく災害現場に向かえます。
こちらで特に印象的なのは、資格を取った向こうに、検定があること!
初級中級上級とあり、その検定に応じて、被災のレベルや危険性のある現場に向かうことができるそうです。
近年では、重機女子や重機好きの子供も増え、資格を取られる方が多いそうです。
また、長野をプロデュースする学科として、様々な教えを頂きました。
「楽しい」を基礎に考えていくことや、自分自身をとことん突き詰めて考えて、自分自身をご機嫌に保っていくこと。
結びつきそうにもない事でも、まずは試して考えてみる。
とても為になる取材でした!

続きまして訪れたのは、山ノ内。
山ノ内では、株式会社ヤドロクの代表取締役 石坂さんに小石屋旅館にて、お話を伺いました。


東京と長野の二拠点生活を送る石坂さんは、「田舎はビジネスの最前線」と考えており、東京で感じ取ったブームや感性を、長野に持ち込むことで、(長野の人にとっては)新鮮さのある新しいアイディアを提供しています。
また、この小石屋旅館さんは、インバウンド向けの旅館で、まず驚くべきことにお風呂がありません!シャワーのみです。


なぜならば、海外の方にとって長野という地は、飛行機に乗って東京で何泊化して、長い乗り継ぎを経て向かう場所。
触れたいのは、文化よりも安心。
そしてお風呂という文化は、中々馴染みのないもの。どちらかというと触れたいのは、浴衣や布団などの体験。
そのため、小石屋旅館では、布団は自分で敷いて自分でたたむスタイル。
確かに自分で布団を畳むという体験は、提供してもらえなければ体験できないもの。
また、同じ考え方から食に関しても、自国の馴染みのあるものを出しているんだそう。
とことん相手の立場に立って全力で寄り添う考え方に、感動しました。
今回は以上です。取材させて頂き、ありがとうございました!